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バスバーの冷間鍛造化するメリット

<バスバーの冷間鍛造化するメリット コラムの目次>

1.バスバーとは?
2.バスバーの役割・機能性について
3.ハイブリッド車や電気自動車用のバスバーの使用方法について
4.バスバーの加工方法について

1.バスバーとは?

バスバーとは電力の分配や集約に使用される金属製の導体になります。主に銅やアルミニウムで作られ、大電流を効率的に伝送する為に使われます。配電盤やスイッチギアなどの電気設備で、複数の回路を接続し、電力を各機器に分配する役割を果たします。

2.バスバーの役割・機能性について

バスバーの主な役割は、電力を効率的に配分し、複数の回路や機器を接続する事です。これにより、大電流を安全かつ安定的に伝送出来ます。また、配電盤やスイッチギア内で電流の分配を簡素化し、システムの設計やメンテナンスを容易にします。さらにバスバーは配線を整理し、設備のスペース効率を高める為、信頼性と安全性の向上にも寄与します。

3.ハイブリッド車や電気自動車用のバスバーの使用方法について

ハイブリット車やEV車では、バスバーは主に以下のような役割で使用されています。

1.電力の分配

バッテリーから電動モーターや他の電子機器へ電力を効率的に分配します。
複数の回路や電気機器を接続する為、システムの安定性を保ちます。

2.高電流の伝送

高出力の電動モーターや急速充電に対応する為、大電流を安全に伝送する為に設計されます。

3.冷却の効率化

バスバーは導電性が高く、電流が流れる際の発熱を抑える事で、冷却システムの効率を向上させます。

4.コンパクト設計

小型で複雑な電気システムを整理し、車両内のスペースを有効に活用する為に使用されます。

4.バスバーの加工方法について

弊社ではバスバーを冷間鍛造により生産しております。パーツフォーマーと呼ばれる設備で素材を成形し、プレス加工・切削加工を行い、最後にスズメッキの表面処理を行い、バスバー端子を生産しております。その他の工法としては、順送プレス機によるプレス加工や棒鋼からの削り出しによる加工などがあります。