切削加工から冷間鍛造への工法変換によるリードタイム削減・コストダウン事例のご紹介

ご紹介する製品は、両側スプラインに同軸度φ0.12以下の精度指定がある家電用のパルセーターシャフトです。これまでは、冷間鍛造により片側のスプラインと外形形状の加工が行われ、その後、もう一方のスプラインは切削加工で仕上げていました。

そこで当社では、金型のクリアランスを詰めることで、全てを冷間鍛造化を行い、加工コストとして25%ダウン・　リードタイムにして80%の短縮に成功しました

ここがポイント

シャフトやボルト形状の量産品の加工を得意としており、切削のみや鍛造＋切削、鋳造＋切削などの既存の加工法から工法変換によるリードタイム短縮・コストダウン提案を行っています。複数工程に跨る加工品も金型の高精度化やVE提案により、冷間鍛造加工へと置き換えによるコストダウン提案を行います。