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Q&A

冷間鍛造.comによく寄せられるご質問を纏めました。お問合わせ頂く前にご一読ください。

Q.ネットシェイプ・ニアネットシェイプとは?
A.
ネットシェイプ=鍛造だけで完成品へ仕上げ、後加工を必要としない成型です。 ニアネットシェイプ=完成品に近い状態に仕上げる成型で後加工は必要です。
Q.全長が長いアイテムのメッキは出来ますか?
A.
可能です。長い製品ですとバレルではなく、1個づつ専用の治具にセットして処理致します。当社実績ではM12×1200がございます。
Q.製品へ塗装は出来ますか?
A.
可能です。一部の製品で電着塗装を行っているものがございます。弊社協力工場での塗装となります
Q.ネジ部のゆるみ止め加工は可能ですか?
A.
弊社協力工場での加工となりますが、可能です。数点量産中です。
Q.錆が発生してしまった製品の錆を落としてもらえますか?
A.
有料となりますが可能です。酸洗になりますので表面状態が多少変化する場合がございます。
Q.生地品の錆に関する考えは?
A.
生地での製品には防錆油を付着させており、且つビニール袋へ入れての梱包ですので、すぐに錆びる事はございません。お客様での保管期間や環境状態によっては錆発生までの時間が短縮されるケースもあるかと思いますので保管期間などをお聞きした上で防錆剤を追加するなどの対応を実施しております。
Q.サンプルを頂くことは可能ですか?
A.
弊社取り扱いの製品は、お客様との守秘義務のもと生産を行っている部品が多いですが、そうでない部品については可能です。
Q.検査成績書は発行して頂けますか?
A.
ご要求に応じて対応させて頂きます。材料ミルシートや熱処理、表面処理などの成績書も同様です。
Q.納品に使用したパレットを引き取って頂くことは可能ですか?
A.
可能ですが、引き取り費用が発生致します。
Q.荷物を環境に配慮した樹脂のパレットに乗せて頂くことは可能ですか?
A.
可能です。通いパレットになると思いますので空いた後の引取方法等、別途協議必要です。
Q.規格品のボルト・ナットの取り扱いはありますか?
A.
規格品の生産は行っておりませんが、ボルトへのセットなどで規格品のナットやワッシャーを購入しての扱いはございます。
Q.材料を支給しての生産はしてもらえますか?
A.
可能です。ただし生産にあたり材料仕様書、歩留まり計算などの取り決めを事前にさせて頂きます。
Q.試作の依頼はできますか?
A.
削りで1個単位から製作可能です。また金型を製作して量産と同じ工程での試作も可能です。
Q.不良品が発生した際の対応は?
A.
すぐに現物確認へのご訪問や、場合によっては選別対応等、速やかに手配致します。
Q.アッセンブリー等の作業は?
A.
ワッシャーをセットしたボルトやボルトにナットの組付けした物、ボルトにゴムキャップをセットした物など実績は多数ございます。
Q.海外への発送は?
A.
多数の製品で輸出実績がございます。港入れから、弊社手配での発送も可能です。
Q.梱包形態は?
A.
段ボール、ポリ容器、また製品によっては専用トレーでの個別梱包や中敷きを用意して製品同士が接触しない梱包も対応しております。
Q.パイプ材での加工はできますか?
A.
可能です。ただし、設備にパイプ材を投入する装置の取り付け等機械の改造が必要ですのでご相談となります。
Q.材料はどのような状態になっていますか?
A.
フォーマーに使用する材料は1本の長いワイヤーをコイル状に巻いてあります。鉄の場合1~2トンのコイル状です。
Q.量産が終わった後の金型の保管は?
A.
成型のノウハウが詰まっておりますので、弊社にて廃却処分致します。生産見込みがある場合は別途保管料を頂いた上で保管は可能です。
Q.破断面とはどういうものですか
A.
内径であれば、金型で最後に貫通させる際に発生する個所のことを言います。外径であればトリミングする際に発生する個所を言います。
どちらもわずかな段差が発生して擦れた跡がわずかに残ります。
Q.鍛造でブランクだけの製作も可能ですか?
A.
もちろん可能です。 後加工でプレス加工を行う場合は、ボンデ処理をしてお渡しすることも可能です。
Q.鍛造で可能なR寸法は?
A.
部品の形状や寸法にもよりますがR0.5~2程度になります。
Q.情報が外部に漏れないか心配です?
A.
秘密保持契約(NDA)の取り交わしを行い、図面等取り扱いには十分注意しております。
Q.板材からの加工はできますか?
A.
タイの工場にはレーザー加工機やファインブランキング用の設備がございますので、板からの加工も対応中です。
Q.梱包に使用する段ボール箱は無地ですか?
A.
基本は生地です。お客様の中には部品名や会社名、ロゴなどを印刷された箱をご支給頂き梱包、出荷対応している部品もございます。
Q.製品の相談に行きたいのですが、遠方で行けません。
A.
弊社営業は西日本方面は大阪 東日本方面は埼玉に営業がおります。フットワークは軽いのでこちらからのご訪問も可能です。
またZOOM等使用したオンラインによる相談でももちろん大丈夫です。
Q.ローレットやセレーションの加工は可能ですか?
A.
可能です。諸元にもよりますが、鍛造で成型出来るもの、後加工で転造、プレスで成型するものもございます
Q.図面があれば、制作の相談はできますか?
A.
最初は漫画絵でも構いません。弊社で図面作製も可能です。最適な製造方法をご提案させて頂きます。
Q.見積り依頼や工場見学ををお願いしたい場合は?
A.
弊社ホームページの下記アドレスより問い合わせフォームまたは、電話で問い合わせください
https://minamida.co.jp/contact
Q.熱間鍛造と冷間鍛造の違いは?
A.
熱間は鉄を熱してから加工をするため、大きく加工する事が可能な為、一般的には大きな製品が多いです。
冷間鍛造は常温で加工をするため、加工範囲に制約があります。手のひらサイズ、又は両手サイズぐらいです。
Q.冷間鍛造のデメリットは?
A.
常温加工の為、複雑な形状や大型の部品には向いておりません。また金型費が発生致します。
Q.内径インボリュート加工は鍛造で可能でしょうか?
A.
形状・寸法公差にもよりますがご相談頂きましたら検討させて頂きます。
Q.ISO認証の取得は?
A.
ISO9001・14001を認証取得しております。海外拠点についてはIATF16949も認証取得しております。
Q.バー材からの鍛造は出来ますか?
A.
バー材の切断は協力工場になりますが、縦型鍛造で成型は可能です。
Q.主な取引先は?
A.
自動車関連が約90%・建築土木・電力関係・産業機械・建機農機具などが約10%になります。
Q.フォーマー以外の鍛造設備は所有されていますか?
A.
ヘッダー、2ダイス3ブロー、3ダイス3ブロー、縦型鍛造プレス機を所有しております。
Q.フォーマーで使用する材料はどのような形状でしょうか?
A.
コイル材(丸形状)ですが、異形状(六角・小判形状の使用実績あり)なども対応可能です。
Q.非調質材の冷鍛加工は可能でしょうか?
A.
可能です。8.8強度ですと量産実績もございます。
Q.ギアの冷鍛加工は可能でしょうか?
A.
形状・寸法公差にもよりますがご相談頂きましたら検討させて頂きます。
Q.海外に工場はありますか?
A.
タイ・メキシコに工場がございます。インド工場についても建設を予定しています。
Q.どこの材料メーカーを使用されていますか?
A.
日本製鉄・神戸製鋼所・JFEスチール・中山製鋼などを使用しております。海外メーカーであればポスコ材の実績がございます。
Q.在庫販売はされていますか?
A.
受注生産になりますので在庫販売はしておりません。
Q.かんばん納入の対応は可能でしょうか?
A.
実績はございます。納入方法・納入条件等のお打ち合わせをさせて頂いた上でご対応させて頂きます。
Q.金型製作は内製でしょうか?
A.
現状は外製ですが、将来的には内製の方向で進めています。
Q.新規発注した場合のリードタイムはどれくらいでしょうか?
A.
部品にもよりますがご注文後、約3.5~4.5ヶ月を予定しております。
Q.運送:自社便はお持ちですか?
A.
大阪市内と近隣に限り自社便での納入は可能ですが、その他の地域は運送会社さんでの納入です。
Q.ロット№でどの材料を使用したか分かりますか?
A.
はい、もちろん判ります。また、材料の成績書とミルシートも保管しています。
Q.トレーサビリティ―取れますか?
A.
出荷梱包時のラベル、納入日、ロットNoから確認可能です。(社内ネットワークの管理ソフトにて)
Q.検査・成績書は有料ですか?
A.
通常の寸法検査など社内で対応できる範囲は無償です。外部機関へ測定依頼する特殊な検査については有料となります。
Q.何処の自動車メーカー向けですか?
A.
直接取引はないものの、Tier1・2・3企業様を介して、全自動車メーカー様への納入があります。
Q.直接カーメーカーに納入していますか?
A.
直接はありません。自動車業界において1次・2次・3次の企業様に対して自動車部品をお納めしています。
Q.主な納入分野は何ですか?
A.
約90%が自動車関係で他には建築関係、電力関係、産業機械、建機、農機具等です。
Q.冷間圧造機の保有数は?
A.
国内】ヘッダー1台、2×3 1台、割り盤1台、ボルトホーマー3台、パーツホーマー7台、縦型鍛造機4台。 
タイ】ボルトホーマー1台、パーツホーマー2台、縦型鍛造機1台。  メキシコ】ボルトホーマー1台 パーツホーマー2台。
Q.軸径公差はどれくらいまで出せますか?
A.
軸径、長さにもよりますが、長さ30ミリ以下ならレンジで0.05は可能です。
Q.圧造で面粗度はどれくらいまで出せますか?
A.
その部分にもよりますがRa6.3程度です。
Q.ツバ(フランジ)は軸径の何倍まで広げれれるのか?
A.
鍛造機にもよりますが1.5倍から5倍程度です。(2.5倍を超える部品は多段式の鍛造機を使用します)
Q.鋳造と鍛造の違いは?
A.
鋳造は金属を溶かして液状にして型に流し込んで成形します。鍛造は金型で金属素材に圧力をかけて変形させて造る方法です。
Q.冷間鍛造のメリットは?
A.
材料歩留まり、生産性、加工精度、強度(加工硬化)向上等メリットは多いです。
Q.シャフトのフランジ部について丸、小判以外の形状も可能か?
A.
実績としましては六角・四角・星形のようなものもあります。
Q.割り盤ヘッダーとは?
A.
割り型のダイス(金型)で材料を一部分だけ挟んで成型を行います。
丸形状や小判形状のフランジの成形です。割り型ですので金型のパーティングラインが製品に残ります。
Q.表面処理についてはどこまで可能ですか?
A.
亜鉛メッキ(三価・六価)・ジオメット・錫鍍金・無電解ニッケル・ニッケルクローム・リン酸亜鉛処理・
リン酸マンガン処理・四酸化鉄被膜・溶融亜鉛鍍金・亜鉛ニッケル合金メッキ・カチオン塗装などです。
Q.熱処理で歪みが出ると思いますがどうされていますか?
A.
真直度の指示があるボルトやシャフトについては歪矯正を全数実施して品質保証をしております。
Q.高強度ボルトは製作できますか?
A.
8.8~12.9強度区分のボルトの実績があり、可能です。
Q.ボルトの引張試験はやっていますか?
A.
お客様のご要求があれば社内の引張試験機で強度確認を実施しております。
Q.セムスボルトの製作は可能でしょうか?
A.
可能です。実績ではステンレスですがM8×100・M8×225・M8×355・M10×85があります。
Q.ヘクサロビュラ形状のボルトは製作可能でしょうか?
A.
可能です。M8・M20の特殊な形状で実績がございます。
Q.六角穴付きボルトのサイズはどこまで可能でしょうか?
A.
軸径はM6~M24で長さは60~400㎜です。
Q.六角ボルトのサイズはどこまで可能でしょうか?
A.
軸径はM8~M24で長さは60~400㎜です。半ネジ、全ネジも転造可能です。
Q.両側にフランジがある部品は製作可能ですか?
A.
可能です。φ5~φ16ぐらいの部品は実績があります。
Q.冷間鍛造可能な材質は?
A.
鉄は普通材からS55C、SCM415・420・435・440、ステンレス304・XM7・410・430、
真鍮(C2700)銅(C1100)、アルミ(A3003・5056・6061・6063)は実績があります。
Q.冷間鍛造品の製品の長さは何ミリまで対応可能ですか?
A.
形状・軸径にもよりますが20㎜~1,300ぐらいまで可能です。
Q.冷間鍛造品の製品の径は何ミリから対応可能ですか?
A.
形状・サイズにもよりますがφ5~φ45まで可能です。
Q.金型の寿命はどのくらいですか?都度費用発生しますか?
A.
金型部位によって違いますが何千個で交換する部品もあれば何百万個生産しても交換しない部品もあります。
初回の一式の費用は頂きますがその後生産が継続する為の消耗工具、交換部品費は当社負担です。
Q.フォーマーでの最低ロットはどのくらいですか?
A.
材料が1トン単位ですので1トンで取れる数量となります。非鉄(ステンレス・銅・アルミ)については300Kgぐらいから対応も可能です。
Q.フォーマーでステンレスの穴加工ができますか?
A.
フェライト系(SUS-430)での実績はございます。
加工実績は下記で紹介しています。

SUS系素材の加工事例
Q.既存部品のVAに関するご相談にのっていただけますか?
A.
もちろん可能です。冷間鍛造.comでは、既存の加工方法からの冷間鍛造による工法変換の提案活動を推進しております。社内には、これまでのVA・VE提案から様々な工法変換を行うための、部署を創設し、『工法変換ラボ』として活動をしています。電話でのご相談はもちろん、ご来社いただければ、技術相談員が加工品のサンプルをご覧に入れながらVA・VE提案におけるポイントやご提供できたメリットを含めて解説させて頂きます。
Q.冷間鍛造技術ニュースを投稿しました!
A.

「冷間鍛造技術ニュースVol.1」をアップロードしました。

冷間鍛造技術ニュースVol.1

<内容>

■ ミナミダの根幹をなす技術と言える冷間鍛造加工を駆使した、シャフト形状部品をご紹介いたします。

弊社が得意とする冷間鍛造加工の特徴と、これまでに行ったVA・VE提案事例についても併せてご紹介しています!

是非、御覧下さい。
Q.冷間鍛造部品のコストダウンのポイントにはどのようなものがありますか?
A.
冷間鍛造.comでは他社で行われていた鍛造品からのコストダウン提案はもちろん工法変換によるコストダウン提案も行っております。また、冷間鍛造.comで発刊している技術便覧の中には、これまでに携わってきた冷間鍛造部品のコストダウンに関わるVA・VE事例を多数掲載しております。特に、P.48~の『冷間鍛造部品VA・VE事例集』には詳細がまとめてありますので、気になる方は是非ご参照下さい。
Q.工場を見学させていただくことは可能でしょうか?
A.
冷間鍛造.comでは、工場見学は他のお客様の開発案件を取り扱っておりますので、基本的には守秘のもとお断りさせて頂いております。ただし、お話によっては、対応させていただくことも可能です。
新たな取り組みとして、みなさんに有益な情報が提供できるように、設計・開発者向けの技術セミナーの開催も検討しております。また、お打ち合わせ、工法変換ラボの見学等のご訪問は随時受け付けておりますのでお気楽に相談下さい。
Q.最適な製品形状のご相談にのっていただけますか?
A.
もちろん可能です。弊社では、長年蓄積した冷間鍛造部品製造ノウハウに基づいて、コストダウンに関わる最適な製品形状のご提案させていただいております。お気軽にぜひ設計段階からご相談ください。
Q.工場を見学させていただくことは可能でしょうか?
A.
工場見学は他のお客様の開発案件を取り扱っておりますので、基本的に守秘のもとお断わりさせて頂いております。ただし、お話によっては、対応させて頂くことも可能です。お打ち合わせ、工法変換ラボの見学等のご訪問は随時受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
Q.納入された製品に不具合があった場合の対応を教えて下さい。
A.
当社では徹底した品質管理および保証体制をしております。仮に不具合品が流出した際には、可及的早急に代品納入、選別対応をさせて頂くと共に原因の究明と対策書の発行を致します。
Q.完成した製品に検査成績表を付けて頂くことはできますか?
A.
はい。もちろん可能です。弊社では、徹底した品質管理体制を強みにしております。特にご要望が無い場合は、弊社の検査成績表フォーマットで提出いたします。ご要望がございましたら、指定の検査成績表フォーマットにて作成させて頂きます。
Q.梱包・運搬方法を指定することはできますか?
A.
はい、可能です。ご要望の梱包方法および運搬方法をご連絡頂ければ、可能な範囲で対応させて頂きます。
Q.製品の納入方法を教えて下さい
A.
少数の場合は、契約する宅配便による納品となります。継続的にご注文を頂ける場合については、自社便or路線便による納品となります。
Q.試作品の納期はどれくらいかかりますか?
A.
通常1~2週間ほど頂いております。金型の手配などその他要因によっては、それ以上になることもございますので、お客様のご要望を踏まえた上で一度ご相談させて下さい。
Q.試作対応はして頂けますか?
A.
はい。もちろん可能です。まずは、お客様がご要望される製品仕様のヒアリングを実施させて頂きます。その上で、弊社の技術知見を付与して、最適な試作をご提案させて頂きます。
Q.注文ロットによって単価は変わりますか?
A.
はい。変わります。具体的には、材料費、工程、また金型などのイニシャルコストを
トータル的に加味して原価積算をした結果としてお見積もりをご提示させていただきます。
見込まれる数量が多くなるほどにコストメリットも出せます。お気軽にご相談ください。
Q.取引条件については現金になりますか?
A.
お支払は現金決済となりますが、継続的なお取引きの場合、御社規程を踏まえて別途ご相談させて頂きます。
Q.見積もり回答をもらえるまでにはどのくらいかかりますか?
A.
通常お見積り依頼から、1週間ほど頂戴しております。お急ぎの場合は、別途ご相談をお受け致します。
工法変換ラボ

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